2017年5月27日(土) 鉄道むすめスタンプラリー その捌


別ページ1 スタート〜三陸鉄道乗車まで

(1)地元駅(6:10発)→上野(6:27着)【都営浅草線・銀座線】
(1)地元駅(5:59発)→上野(6:16着)【都営浅草線・銀座線】
朝起きて、残念な感じの天気予報を眺めつつ朝食→出発準備
とはいえ、現地の午後は曇りの予報で東京は晴れということで、雨が止むことを期待して傘持たずに出発。


今回の経路は東北新幹線駅からバス移動なので、「新幹線駅〜新幹線駅」の
特急券+乗車券購入時に割引のある「モバイルSuica特急券で購入。
往復分で3000円少々安くなりました。 さらなるメリットとしては1回に限り乗車列車の
変更ができること。 帰りの時間が変動したらそれに合わせて指定席券の変更が
携帯端末から可能なので大変便利。


予定より一本早い電車で余裕をもって上野へ到着。

(2)上野(6:38発)→二戸(9:09着)【JR東北新幹線 はやぶさ1号 新函館北斗行】
位置登録:大崎/栗原地域(くりこま高原駅手前)、一関地域(一ノ関駅通過時)、奥州市江刺地域(水沢江刺駅通過数十秒後)、
北上地域(北上駅通過時)、花巻地域(新花巻駅通過時)、盛岡地域(盛岡駅)、二戸/八幡平地域(二戸駅)  


今更ですが、新幹線で「函館」まで乗り換えなしで行けてしまうのはすごいことです。

土曜日の速達タイプの一番列車ということで車内は満席。 仙台で多数降りるも降りた分だけ乗ってきて盛岡まで満席。
二戸到着時にデッキに出るとたち客がちらほら。 全座席指定ですが、満席になると立席特急券が販売されるとのことで、それを購入した乗客と思われます。

道中コロプラ位置登録は奥州地域を除いて取得完了。 奥州地域は帰りに狙います。

二戸駅到着後は早足で改札を出てバス停に向かいます。
 
(3)二戸駅(9:20発)→十八日町(10:25着)【JRバス東北 スワロー号 久慈駅前行】
位置登録:久慈地域(十八日町バス停付近) 

不安だったのが、「定員制のバスに乗れるか?」というところ。
1時間後の便もあるのですが、それだと久慈駅での滞在時間が大変短くなってしまうので、避けたいところ。

新幹線走行中は雨も小康状態でしたが、久慈駅到着時は強い雨でした。

バスの乗車時間が70分なので到着時には止むことを願いつつ早足でバス停へ。 

今一つ何が書かれているかわからない歓迎のポールを眺めつつ、バスに乗車。 座れるかな?




発車8分前なのに誰も乗ってねぇ!!!


せっかくなので最前列左側の景色の良い席に座りました。
ハイデッカーの観光バスタイプの車両で快適な車両でした。
最終的には新幹線からの乗り換え客がぼちぼちきて、乗客8人で出発。


こんな感じで比較的線形の良い山道を時速60kmでひたすら走り続けます。

途中、二戸市から九戸村を経由して久慈市へ山道を一気にショートカットするルートです。

話が若干それますが、岩手県〜青森県にかけての「N+戸の地名」についてはクイズゲームとかでよく出るので豆知識として覚えておくと良いですよ。
一表にとりまとめましたので暇な人はご覧ください。

参考書籍:「わびれものゴージャス(小坂俊史著)
グーグルブックで該当箇所を読むことができます:参考リンク
青森県公式HP:http://www.pref.aomori.lg.jp/kids/cld-himitu-name2.html

閑話休題。

久慈市に入ると久慈川に沿って走ります。 この時点で雨が小降りになったので止むことを期待していました。



(4)十八日町→(徒歩)→久慈駅(10:09着)
道の駅くじ、あまちゃんハウスに寄り道しつつ駅へ徒歩移動(距離は500mくらい)  

久慈駅前の一つ手前、十八日町バス停で下車。 やませ土風館(道の駅くじ)はここのバス停が最寄りです。
なお、久慈駅からだと徒歩7分。 小康状態だった雨はまた強くなってきました、傘がないので足早に道の駅に向かいます。

バス停からは道の駅まで徒歩3分程度。


到着!


.


さっそく色褪せたあまちゃんポスターがいい味だしています。


あまさんにも萌えキャラ化の波が。



ここではいきなりお土産を購入。 そして雨がやみそうにないのでビニール傘を250円+税で購入
傘が売っていなさそうな雰囲気だったので安価で売っていて良かった。

ここは道の駅なのに駅から近く、大通りから外れた位置にあり、イメージしていたものと違いました。
店舗もお土産を扱う店はそれなりにありますが小さめで、普通のスーパーのような品揃えの店がメインで地元客が車で買い物に来ている感じです。


傘を手に入れたので安心して駅前方面に向かいます。 傘を買って安心すると小雨になるのは何故でしょうw

あまちゃんシャッターアートも多くにぎやかですが、観光地の休日にシャッターアートが
多数見ることができるというのはあまりよろしくない感じですね。
個人的には右下の「しりあがり寿風イラスト」のリアルさが好きです。


駅前にある「あまちゃんハウス」に到着。 無料なので見学します。



私は「あまちゃん」を視聴していないのでよくわからないのですが、ドラマで使われたセットが展示されておりました。




2階は立ち入り禁止となっており、がらんとしておりました。



その理由は昨年8月の豪雨により2メートル浸水。 展示物が壊滅し、今年4月に再開業したため。
久慈駅周辺は昨年の台風では東日本大震災以上の被害が出たとのこと。 自然災害は本当に怖い。



泥水に埋もれた状態からボランティアの協力等で1年かからず再開したのはすごいと思います。

でも、展示しているジオラマの列車が脱線しているのは縁起が悪いので直したほうが良いかと思います。
お土産は眺めるだけで退館。 終始客は私一人とちょっと寂しい感じ。 


駅前に出ますが、本当に人が少なくて寂しい。 有名な「久慈駅前デパート」の全景を撮影。

台風の被害のせいでしょうか。 1階のテナントは全て撤退気配。 もはや廃墟と化しています。

「展示されている」というより「放置されている」感じの看板。 大分はがれてきています。


パノラマ写真。 駅前の個人商店ぽい店も台風の影響か閉店しており、
すさまじい寂れっぷりです。 地方の駅は皆こんな感じなんでしょうか・・・

上記撮影箇所で振り向けばそこは三陸鉄道の久慈駅です。
列車発車まで1時間少々ありますが、構内へ。


駅掲示の路線図。 山田線の不通区間に×が記されており、一部連絡切符は発売中止。
山田線の不通区間(宮古〜釜石間)は復旧後は三陸鉄道に移管が決まっています。
JRは不採算路線をバッサリ切り捨てますね。


駅構内の「うに弁当」(約1500円)が少数限定で希少品として有名なようです。
この日は残り2個ほど売っていました! が、個人的にウニは好きではないのでスルー。
詳細は食べログを参照 ウニ好きならたまらないと思います。



こんなのがあったのでシールを貼っておきました。 台湾からの訪問が一番多いようです。


ゴミ箱は懐かしのアスキーアートが使用されていました。




窓口でコロプラフリー切符、アクリルフィギュアを購入。 キャラ名は「久慈ありす」

制帽かぶってないし、金髪だし、ウインクして舌を出して敬礼してます。 解雇されてもおかしくないレベルの勤務態度の悪さ。
このキャラの経歴を色々調べてみたら、岩手県知事の配偶者であることが判明。
(※リンク先の「サブカルチャー」の項を参照)
三陸鉄道は第三セクターなので、県知事の配偶者が働いているということは「縁故就職」ですね。

規模の大きい日本企業等においてよくあるお偉いさんの紹介で入ったと思われる職員の特徴
「仕事できないけど役職についていたり、勤務態度が悪くてもお咎めなし」
「鉄道むすめ」はこういったリアリティを追及しているわけですよ。

以上、個人の主観全開の曲解でした。



早速ホームに向かいます。


幸いなことに雨は上がりました。 ホーム上は誰もいませんが海側の席を確保したいので乗車位置に並びます。
なお、この日の最高気温は14度程度で5月下旬にしては気温低め。 涼しいというよりやや寒い感じ(個人的にはほどよい気温)

三陸鉄道発車35分前くらいにJR八戸線の2両編成の列車が反対側JRホームに到着。
30人程度の下車があり、三陸鉄道への乗り換え客もそれなりにおり、ようやくホームがにぎやかになってきましたよ。




発車8分前くらいに列車到着。 先頭なので余裕で海側(進行方向、向かって左)の座席を確保。
ここから1時間40分ほどかけて宮古へ向かいます。





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