2017年4月23日(日) 鉄道むすめスタンプラリー その陸


別ページ1 スタート〜上田電鉄〜アルピコ交通まで



(1)地元駅(6:56発)→浅草→上野(7:16着)【都営浅草線・地下鉄銀座線】
 昨日よりやや早めの列車で上野へ。
 実際は一本早い6:50に乗車して上野に7:11到着しました。

銀座線浅草駅。 両ホームに列車が止まっていない風景はレアだったりします。
 


(2)上野(7:30発)→上田(9:01着)【JR北陸新幹線 あさま号長野行】
位置登録:佐久地域(佐久平駅)→上田地域 
上田電鉄上田駅にてグッズ購入

7:26のかがやき号にはのらず、30分発のあさま号(長野まで全部停車)に乗車します。

ここではグリーン車を使用。 グリーン車は距離(おおむね100km単位)で料金が上がる仕様。
上野〜上田間は185kmなのでお得感が強く、各駅停車で乗車時間も眺めということでグリーン車に乗りました。(普通指定席との差額は1500円程度)


座席はこんな感じ、広さはグランクラスと大差ない感じ。 足下も充分広い。
操作系統も電動でフットレストもあり、極めて快適な座席でした。



全駅まめに停車しますが、途中通過待ち合わせもなく快適でした。



印象的だったのが、安中榛名駅。 新幹線は基本的に駅が近づくと徐々に建物が増えてきます(写真左側は高崎駅出発数分後の風景)、
安中榛名駅は駅の目の前まで風景が変わりません(写真右側は安中榛名駅到着寸前の風景)

ネット上の噂では「群馬県に費用負担を求めるために駅を作った」「安中市の在来線廃止反対運動を沈静化させるために作った」
等々見受けられますが、噂のレベルですので真意は不明です。
しかし、少数だったグリーン車の乗客が1名降りられたので全く利用客が居ないわけではないようです。



ガラガラで快適なグリーン車でゆったりとしながら上田に到着。
乗り換え時間は9分と比較的余裕がありますが、自由席・指定席からの降車客が多くて若干あせりました。
(北陸新幹線のグリーン車は進行方向前よりのため、出口から遠い。


とはいえ、改札を出て、階段を降りて、再度上がったところがしなの鉄道と上田電鉄の乗り場入り口となっており、
余裕を持って上田電鉄の乗り場に到達できました。



(3)上田(9:10発)→別所温泉(9:38着)【上田電鉄別所線 別所温泉行】

 別所温泉駅にてスタンプ押印

5分前に余裕で到着。 売り切れリスクを加味して上田駅でグッズのみ購入。
週末パス持参で乗車券購入時間がカットできるのが、乗り換え時間が短い時には嬉しいポイントです。

車両は毎度おなじみ元東急の車両(前面改造車)です。 行き先表示のフォントが東急時代と同じものです。
構内発車案内放送がもろアニメキャラの声でした。


のどかな風景を眺めながら別所温泉に向かいます。
この地域は盆地のためどっちを見ても山に囲まれています。 良い天気。



途中駅の駅名標(鉄道むすめのキャラ名由来の駅)がイラスト付で異彩を放っております。

キャラの名前は「矢木沢まい」 鉄道むすめは駅員・乗務員がモチーフなのに何故か和服です。
こんな服装の駅員がいるわけないと思った。


連結部分にはのれんがかかっていました。 難読駅名はありませんでした。




32分ほどで別所温泉駅に到達。 看板や駅構内の雰囲気に歴史を感じます。




そして、改札にはいるわけないと思った和服姿の駅員さんが!!!


http://www.city.ueda.nagano.jp/ipro/besshosen/topic/052.html
リンク先(上田市役所HP)に記載の通り、平成18年から女性駅長として別所温泉駅で勤務しているようです。
何も調べず「こんな駅員がいるわけない」などと適当な発言をしたことを深くお詫び申し上げます。


それはさておき、駅前は桜の木がちょうど散り始めており、滅多にお目にかかれない
「桜吹雪が舞う風景」を好天の中折り返しの短時間ではありますが楽しむことができました。




(4)別所温泉(9:49発)→上田(10:19着)【上田電鉄別所線 上田行】

停車中の列車の扉が閉まっており、乗車方法がわからない(手動で開かない)というトラブルに見舞われましたが、
さきほどの駅長さんに訪ねたら「手で開けてください。」とのこと。 かなり重たいのですが手動で開きました。
東急の車両のドアを手動で開けるのは新鮮でしたが、もう少し軽くしてほしいと思った。


下之郷駅では「丸窓まつり」が開催されておりました。

停車している車内がグッズ販売会場となっていたようです。(車内から撮影)
私と同じように別所温泉ですぐ折り返し電車に乗った乗客が皆下之郷駅で降りたのはこれですね。




(5)上田(10:22発)→篠ノ井(10:52着)【しなの鉄道 長野行】
位置登録:千曲地域→長野地域(篠ノ井駅)

乗換え時間は3分でしたが、改札を出て徒歩30秒程度でしなの鉄道の改札ということで、
列車の遅延もなかったため、問題なく乗り換えできました。 
(ここも万一乗り遅れた場合、長野まで新幹線を利用することにより篠ノ井へ予定どおり到着可能であることを確認済です。)



電車は2両編成でした。 昔に宇都宮線などを走っていた115系です。 満員というわけではないのですが、座ることもできず。
途中テクノさかき駅の「TEKUNO」というローマ字表記に違和感を感じつつ30分で篠ノ井駅へ到着。




トイレ休憩のため下車。 1日の利用客数が1万人を誇る駅なので駅前ロータリーが整備されており、
立派な佇まいですが、軽く食事をする飲食店は見当たらず。 そのまま松本へ向かうことに。


乗車予定は11:23発の快速松本行(篠ノ井から各駅停車)ですが「ワンマン」表記から3両以下がほぼ確定
この後松本城やら上高地線沿線を徒歩で多く移動する予定であるので座っていきたいと考えて。


(6)篠ノ井(11:23発)→松本(12:27着)【JR篠ノ井線 快速松本行】

(6)篠ノ井(11:08発)→松本(11:54着)【JR篠ノ井線 特急しなの 名古屋行】
位置登録:大町/安曇野地域(明科(あかしな)駅)

気づいたら篠ノ井駅の券売機で自由席特急券を購入していました(笑)

松本まで全駅停車の64分乗車予定がノンストップ46分。 しなの号は長野始発で篠ノ井は最初の停車駅につき、
自由席も8割方空席で楽々窓側に着席できました。

特急に乗ったおかげで日本三大車窓である姨捨駅付近の絶景をゆっくり楽しむことができました。
盆地を見下ろす感じで一望できるのです。 晴天で見晴らしも良く素晴らしい景色でした。



普通列車だと、姨捨駅のスイッチバックを見ることもできたのですが、そちらは諦めました。
位置登録は明科駅走行中取得となりましたが、カーブが多く、トンネル区間以外は速度を落としている感じで、
肉眼で明科駅通過を確認して余裕で登録できました。

特急列車の恩恵で予定より33分早く到着。 グリーン車は空気を運んでいましたね。
まつもとー まつもとーと自動放送にも情緒を感じます。(帰りに録音した音声をwma形式にしました)

(8)松本(14:46発)→新島々(15:17着)【アルピコ交通上高地線 新島々行】
(8)松本(12:09発)→新島々(12:40着)【アルピコ交通上高地線 新島々行】
 新島々駅にてスタンプ押印・グッズ購入

当初は先に松本城見学→食事→上高地線と回る予定でしたが、トイレ休憩をすませたら
ちょうど電車の時間だったので、先にアルピコ交通上高地線に乗ることにしました。
ホームは大糸線と共用。 地方私鉄は改札なし乗り換えが多いのでSuicaとか使用時は要注意です。
本日は週末パス使用なので何も気にせず電車に乗り込みます。



ホームに降りたら2両編成の井の頭線が止まっていました。

無人駅では中扉から乗車して整理券を取り、下車時は前扉からで、運転手に運賃を払う方式。
運賃箱脇のスペースが車いすスペースになっています。 井の頭線の時はここに座席があったような。


MAX50km程度でのんびり走ります。 松本市は盆地ということで、上田電鉄同様、どちらを見回しても山々が見えます。
各駅周辺は宅地化されておりました。



車内路線図、広告等。 イメージキャラクタの「渕東なぎさ」は積極的に使用されていますね。

「北新・松本大学前駅」とか「渕東なぎさ」に見覚えがあるとおもったら、QMA(アーケードのクイズゲーム)
の問題で出てきた記憶があります。 「北新」については正解率が低かったですね。(「きたにい」と読みます)


約32分で終点の新島々駅に到着! 英語で言うとNeoStripeです。



新島々駅構内におきましても、桜が見事に満開でした。
反対側ホームに停車していた朝ラッシュだけ運転してお休み中の列車と合わせて撮影。


なお、上高地線においても鉄道むすめラッピング電車が存在するのですが、朝ラッシュのみの運用(下記リンク先のD・Eパターン)
もしくは終日運用外の日だったようで、新村駅奥の方にある車庫に止まっているのを遠目に確認しました。
http://www.alpico.co.jp/traffic/rail/endo_nagisa/

4編成あって終日往復が2編成、朝のみ走行で新島々ホームでお休みが1編成、終日休みが1編成と思われますので、25%の確率を引いたことになります。
車内まで派手にラッピングされているということで見てみたかったのですが残念。

改札方面に向かい、スタンプ押印。

このキャラは「鉄道むすめ」シリーズではないのでスタンプラリーにはゲスト参加の形です。
イラスト点数も多く、声優さんもついていたりと力が入っています。
詳細はリンク先参照。

信州名物の林檎と西瓜をアピールしておりました。
お金を落としていこうということで、窓口ではアクリルフィギュアと他に何か買おうと思い、かさばらないCDでも買おうと思ったら在庫なし。
かわりに何か買わなくてはと謎の使命感から、上記写真右側と同デザインのミニのぼり(1800円)を購入しました。
かさばらないものを買おうと思ったのにかさばるものを購入しましたが、修善寺で購入した収納力の高い丈夫な袋があるので問題なし。


新島々駅前は広大なバスターミナルとなっています。

松本駅周辺には土地がないので、電車でここまで来てもらい、広大なバスターミナルから
上高地、白骨温泉方面にバスを走らせています。 電車もバスもアルピコ交通なので、
うまいことこれで儲けているのではないでしょうか。

(9)新島々→(徒歩)渕東(13:28発)→渚(13:52着)→(徒歩)西松本→(徒歩)松本駅(14:15頃到着) 【アルピコ交通上高地線 新島々行】

例の駅名標を見たいこともあるので、隣の渕東駅まで徒歩で移動します。(距離は約2km) 順路はこの野麦街道を一直線に歩き、
駅近くになったら右折するだけで迷う要素はありません。 充分な広さの歩道もありました。


歩き出したらいきなり大きな水の流れる音があり、気になってそっちの方に行くとまたもや桜が満開。

気になって後日調べたら大量の放水は水力発電所からのもののようです。
梓川から取水して、水力発電に使用して、梓川へ放流する流れです。

参考リンク:http://www.suiryoku.com/(水力発電所愛好者の個人サイトです)

新島々から5分ほど歩いた所に一軒そばうどんのお見せがありました。
この付近の線路周辺の無防備さを見る限り、あまり歩く人はいない雰囲気ですw



道中は新島々駅よりにノスタルジーあふれるお土産店、セブンイレブンがありましたが、後は何もなく。
コンビニATMの銀行名・並び順に地方色を感じます。 八十二銀行が筆頭にきております。



地図を頼りに右折。 何もない雰囲気でしたがある程度進むと駅らしきものが見えてきました。


渕東駅の裏側を撮影。 こんなローカル線でも駅ナンバリングが設定されているんですね。
駅名標の裏側にはイメージキャラクターのシルエットが見えます。



プラットホーム全景 ホーム上に自転車置き場があるのは便利ですね。
そしてここも桜が満開。 一番びっくりしたのは他に乗客がいたことですが。



カタクリの駅という歌謡曲の歌詞が掲示されておりました。 上記写真の青い花がカタクリの花かもしれません。
(桜に気を取られてよく見ませんでした。)



10分弱待って、きた列車に乗車。 ガラガラだったのですが、波田、下島で地元客が大量乗車で立ち客多数の大盛況。
どうやらお祭りが行われていた模様。 下新、大庭、信濃荒井と通常無人駅に駅員が配置されているとのアナウンス。
駅員配置駅ではどんどん人が降りていき、目的の渚駅到着時にはだいぶ車内は落ち着いていました。
年に1回の超繁忙時期に当たったようです。

というわけで松本の2個手前、「渚駅」で下車。 ばりばりの無人駅ですが立派な待合室に「なぎさSTATION」と
カラフルな看板が掲示されています。 そしてこの駅もホームに自転車置き場あり。

ここから隣の西松本駅に寄りつつ、JR松本駅まで歩きます。 地図上だと25分くらいです。


駅前には渕東なぎさの好物とされているワッフルを販売するお見せがありましたが、日曜日定休。
あまりワッフルを売っているようには見えない店舗ですね。 押上のたいやきを売っているお店みたいです。



駅前通りを直進、川を渡り丁字路を右折して少々歩くと西松本駅が見えてきます。
自転車置き場の自転車の数が多いですね。 沿線に出かける人にとっては松本駅より
ここまで自転車で来た方が便利なのでしょう。(西松本〜松本は400m程度の距離です)

待合室は綺麗に整備されておりました。

各駅の駅名標はこんな感じ。


前述した渕東駅の裏面シルエットは正面から見るとこうなっているのです。 凝った作りだと思った。




さっき来た道を戻り、先ほどの丁字路を直進し、右斜め方向の路地に入ると間もなく松本駅が見えてきます。
距離は近かったのですが、歩道が狭く交通量が多いので歩くのに難儀しました。

ぶらり途中下車の旅にありがちな「歩いていたら隣の駅についてしまいました」的な展開。


この後は昼食→松本城見学→特急あずさで帰宅の流れになります。

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