2017年4月22日(土) 鉄道むすめスタンプラリー その伍(写真等個別ページ)

スタート〜山形鉄道〜仙台到着まで  

(1)地元駅(7:37発)→浅草→上野(7:54着)【都営浅草線・地下鉄銀座線】
まずは銀座線に乗換えて上野へ。 浅草駅にもホームドアがお目見えしました。(柵設置のみ完了で稼働はもう少し先)

5分で上野に到着。 上野は地下鉄改札を出てエスカレーターを上るとすぐにJR改札なので、
宝町から東京駅まであるくのに比べるとかなり楽でございます。



(2)上野(7:47発)→赤湯(10:42着)【JR東北・山県新幹線 つばさ号山形行】
位置登録:【白河地域】→【須賀川地域】→郡山地域→【二本松地域】→福島地域→米沢地域→南陽地域(赤湯駅)

ここからは「週末パス」を使います。 8730円でJR東日本管内の関東+宮城、山形、福島、長野、静岡の区間が
連続する土日二日間乗り放題という素敵な乗車券です。 特急料金・グリーン料金を払えば特急・新幹線も乗れます。

一例を挙げると、東京から仙台への往復だけでもこの切符の方がお得になります。 中小私鉄や新幹線並行の第三セクターの
フリー区間が多いのも今回の旅に向いています。
(今回の行程ではJR以外では山形鉄道、上田電鉄、しなの鉄道、アルピコ交通上高地線に適用されます)




白とオレンジ色で塗り分けられた山形新幹線の車両に乗車。 私の記憶では「山形新幹線=柳葉魚みたいな電車」という
イメージだったのですが、いつの間にか新型車両に置換されたようです。
山形新幹線はミニ新幹線のため在来線特急と同じサイズで座席は4列、指定席はほぼ満席の盛況ぶりでした。

大宮到着まではでは埼京線の快速と併走するほどの低速区間ですが、大宮を出ると、宇都宮→郡山→福島と順調に推移。

白河地域(新白河駅付近)、須賀川地域(新白河通過後3分後)、二本松地域(福島出発4分後)については走行中に位置登録。
失敗したら帰りにもう一度チャレンジ、帰りも駄目だったらあきらめるという流れだったのですが、往路で全て成功。
トンネルが多かったのですが、トンネル内も電波は圏外にならなかったため、スムーズに登録できたのが勝因か。

福島で迅速に車両切り離し後、東北新幹線と分かれて山県新幹線に入ります。


新幹線が唐突に踏切りのある地上区間を走り出すのは新鮮な感じがします。
最初の2駅を通過後、急激に駅間が長くなり、どんどん山深くなっていきます。


まだ雪が残る板谷峠付近。 softbankの携帯電波が「圏外」となりました。


カーブの連続で新幹線区間と比較するとかなり速度が落ちます。
福島から33分ほどで米沢に到着。 ここまで来れば赤湯までもう少し。

どどどどんと設置されている米沢牛のオブジェが目立ちます。


置賜駅では列車すれ違いのため運転停車。 完全に在来線特急の感覚です。
置賜駅は「おいたま」と読むのですね。 地域名は「おきたま」が正式名で、二通りの呼び方があるようです。

赤湯到着〜 乗換時間が5分なので山形鉄道のホームへすぐに向かいます。

(3)赤湯(10:47発)→長井(11:18着)【山形鉄道フラワー長井線 荒砥行】
位置登録:長井地域 長井駅にてグッズ購入、スタンプ押印

跨線橋の壁には最上川橋梁のトリビア、沿線の桜名所のポスターがあり。
反対側には東北地方の鉄道むすめポスターが貼られていました。




長井線は国鉄が廃止にした路線を第三セクター化した経緯から、JRホームとホームが並列設置されており、
乗り換え時間5分でも余裕でした。 そして車両が鉄道むすめラッピングトレインでした。


山形鉄道の鉄道むすめ「鮎貝りんご」。 抱えているうさぎは宮内駅長の「もっちぃ」です。
愛玩動物のように抱きかかえる行為は目上のうさぎに対する態度としては不適切だと思った。


雪が残る奥羽山脈に向かって走ること30分程度で長井駅に到着。
列車は2両編成で前1両が一般客。 後ろが団体専用となっていたようです。
宮内駅のホームに100人弱の乗客が待っていたときはびっくりしましたが、みんな後ろの車両に乗り込みました。

切符・運賃は降車時に運転手に支払う方式。 長井駅には駅員もいる立派な駅ですが、改札がありません。

スタンプ押印・グッズ購入。 次の電車まで45分あるので、徒歩12分程度で到達できる最上川を見に行くことにします。
ルートは駅前通を一直線なので、迷う要素がなく安心。 歩道も整備されていて歩きやすかったですよ。



道中に長井市役所がありました。 結構古い感じですね。


途中あちこちに桜の木があり、見事に満開でした。



堤防に到着。 どうやら「最上川堤防千本桜」と呼ばれており、昭和初期から楽しまれているようです。


最上川は上流地域なのですが、水量豊富。 対岸にも桜の木が見えます。



東京を出たときはどんより曇り空でしたが、好天に恵まれました。
短時間ですが、満開の桜と素晴らしい景色を楽しめました。

気づいたら回りは人がいっぱい。 皆さん車で来ているようですね。


コンビニでお茶を購入して、徒歩で長井駅に戻ります。


駅構内の観光案内地図と路線図。


難読駅名メモ 梨郷→りんごう 白兎→しろうさぎ 蚕桑→こぐわ
「梨」なのに「りんご」とはこれ如何に。

(4)長井(12:07発)→赤湯(12:38着)【山形鉄道フラワー長井線 赤湯行】
 帰りの列車もそれなりに混雑、途中南長井駅でDKJKが50人ほど乗車。
 近隣高校の下校時刻にぶち当たり、車内は立ち客多数で賑やかでした。

(5)赤湯(12:45発)→山形(13:15着)【JR奥羽本線 山形行】
位置登録:上山地域(かみのやま温泉席駅)→山形地域

接続は7分ですが、往路で5分乗換えが余裕だったので、遅延が発生しなければ問題なし。
なお、後続のつばさに乗れば山形で予定の電車に乗ることが可能なので、安心です。




2両編成でしたが、赤湯出発時点では空いており着席出来ました。
30分で山形到着。 左沢線は「さざわせん」ではありません。


駅ビルの商業施設でトイレを済ませて、軽く立ち食いそば屋的な店で昼食をと思ったのですが、
軽く食事の出来る店がありませんでした。
しょうがないので昼食はあきらめて早めに仙山線ホームへ。 
それなりに乗客はいましたがボックスシートの窓際確保。 早めに並んだのが奏功。




(6)山形(13:56発)→仙台(15:13着)【JR仙山線 快速仙台行】

位置登録:仙台地域(愛子駅)→仙台駅周辺地域(仙台駅)

出発直後、沿線の霞城公園の桜が満開ということで徐行運転&車内アナウンス。
JRにしては粋な計らいだと思った。 なお、座席は反対側に座ったため、遠くから眺めるのみでした。

仙山線は山形市街地を抜けると風景が様変わりします。


途中渋滞している箇所多数。 桜満開の時期なので観光繁忙期なのでしょう。



愛子(あやし)駅を過ぎた当たりから乗客が多くなり、車窓も市街地に一変します。

仙台到着時には立ち客多数で到着。 どうやら仙山線は近年乗客が増加し続けており、全線単線の
仙山線のキャパシティを超える勢いのようです。(山形〜仙台は一時間に一本ですが、愛子駅〜仙台駅
間はトータルで一時間三本は走っています。)


仙台に到着。 乗車してきた列車は折り返し愛子行となりました。
背筋をピンと伸びして直立している女性職員が素敵です。


仙台市営地下鉄の乗り場に向かいます。
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