2018年3月3日(土) 京都滋賀スタンプラリー



概要
 仕事が新システムの稼働に向けて多忙を極めており、気分転換のため京都滋賀へスタンプラリー2周目。
今回の目的
 ・前回乗車できなかった嵐電に乗車。
 ・地下鉄→山岳路線→路面電車と変貌する京津線に乗車。
 ・近江神宮で仕事が無事終わるよう神頼み。
 ・近江鉄道で前回と違う経路に乗りつつ旧豊郷小学校を見学。
 ・近江鉄道のラッピング電車に遭遇できると嬉しい。


参考リンク
 鉄道むすめ:http://tetsudou-musume.net/contents/special/meguri2017/


当日の経路 
(1)地元駅(7:27発)→品川駅(7:56着)【都営浅草線→東海道線】
※新幹線が14号車のため京急品川から遠いため、新橋で東海道線に乗り換えて品川乗換。
連絡専用通路だと中央改札口通路より空いているため混雑回避にもなるし運賃も若干安い。

(2)品川駅(8:07発)→京都駅(10:17着)【東海道新幹線 のぞみ号 新大阪行】
※A席(3列の窓側)、空席情報△だったが、真ん中のB席が空席という幸運。

(3)京都駅(10:27発)→保津峡駅(10:47着)【JR嵯峨野線 普通園部行】
※保津峡駅周辺の景色を楽しむため保津峡へ。

(4)保津峡駅(10:59発)→嵯峨嵐山駅(11:02着)【JR嵯峨野線 普通園部行き】
※嵯峨嵐山駅でスタンプ押印。 嵯峨嵐山駅→嵐電嵯峨駅まで徒歩4分

(5)嵐電嵯峨駅(11:16発)→嵐山駅(11:18着)【京福嵐山線】
※嵐山駅でスタンプ押印。 一日乗車券を500円で購入

(6)嵐山駅(11:26発)→車折神社駅(11:30着)【京福嵐山線】
※予定より1本早い電車に乗れたので車折神社を散策。

(7)車折神社駅(11:40発)→西院駅(11:56着)【京福嵐山線】
※旧式の踏切を見に行くため西院まで乗車。

(8)西院駅(12:07発)→嵐電天神川駅(12:13着)【京福嵐山線】
※嵐電天神川駅→太秦天神川駅まで徒歩1分

(9)太秦天神川駅(12:25発)→浜大津駅(12:58着)【市営地下鉄東西線→京阪京津線】
※浜大津駅は2018年3月17日に「びわ湖浜大津」に改称
地下鉄→山岳路線→路面電車と変貌する京津線。

(10)浜大津駅(13:00発)→近江神宮前駅(13:07着)【京阪石山坂本線】
※近江神宮参拝。

(11)近江神宮前駅(14:02発)→島ノ関駅(14:10着)【京阪石山坂本線】
※島ノ関は琵琶湖沿岸最寄り駅。 琵琶湖をちょっとだけ見学。

(12)島ノ関駅(14:25発)→石山寺駅(14:41着)【京阪石山坂本線】
※石山寺駅でスタンプ押印。 前回より綺麗に押せた。

(13)石山寺駅(14:50発)→京阪石山駅(14:54着)【京阪石山坂本線】
※京阪石山→JR石山駅は徒歩30秒

(14)石山駅(15:06発)→近江八幡駅(15:33着)【JR琵琶湖線 快速野洲行→新快速敦賀行】
※一本早い野洲行きに乗れたので混雑回避のため野洲まで快速に乗って野洲から近江八幡まで新快速。

(15)近江八幡駅(15:44発)→八日市駅(16:02着)【近江鉄道 普通貴生川行】
※八日市駅でスタンプ押印。

(16)八日市駅(16:12発)→豊郷駅(16:28着)【近江鉄道 普通米原行】
※旧豊郷小学校(アニメけいおん!のモデル)に寄り道。 見学時間が17:30までだと思っていたら
情報が古かったらしく17時までだった。 そのため見学時間短め。

(17)豊郷駅(17:27発)→米原駅(18:08着)【近江鉄道 普通米原行き】
※「地酒電車」という貸切りイベント列車が豊郷あかねラッピング車両だった。
ちょうど豊郷駅で運転停車したため写真撮影できた。

(18)米原駅(18:57発)→東京駅(21:10着)【東海道新幹線 ひかり号 東京行】
※米原駅を降りると周囲に買い物できる施設が何もないことが判明しました。
改札内には弁当、お土産店が豊富だったのでそちらで買い物し余った時間は通過列車
を動画撮影したりしてつぶした。

(19)東京駅(21:25発)→錦糸町駅(21:32着)【総武快速線 千葉行】
※錦糸町駅からタクシーで帰宅。

当日の写真 


京都から嵯峨野線で保津峡駅へ。 嵯峨野線は4両で相変わらずの混雑。
保津峡駅は駅の前後がトンネルで山あいの鉄橋上にホームがある珍しい駅。
秋になるとお手軽に紅葉が楽しめるちょっとした穴場のようです。





嵯峨嵐山駅では鉄道むすめ「嵯峨ほづき」のスタンプを押して、徒歩で嵐電嵯峨駅へ。


ちょうど来た電車が台湾の高雄メトロと嵐電のラッピング電車でした。
嵐山まで1分で到着。 福王子ひかるのスタンプを押して一日乗車券を購入してすぐに折り返し電車に乗車。
ここでも券売機にはイメージキャラクターが使われています。



時間に余裕があったので車折神社(くるまざきじんじゃ)駅で下車。 この時点では良い天気でした。



再度電車に乗車して西院(さい)駅へ。 車庫があったり阪急西院(はんきゅうさいいん)駅への乗換口がありました。
阪急への乗換口は最近出来たらしく、嵐山線のホームも移設工事中でした。


西院駅に来たのは旧式の踏切をみるため。 動画です(2.95MB MP4形式)
鐘がアナログ式なので、鳴り終わった時に余韻が残るのが印象的。
動画の見所は道路の向こう側をゆっくり歩いているおばちゃんと電車の接近具合でしょうか(笑)

嵐電はどの電車も立ち客多数の混雑でしたが、復路の後方より動画を撮ってみました。
山ノ内駅出発→嵐電天神川駅到着前まで(12.6MB MP4形式)




太秦天神川駅からは京都市営地下鉄。 京津線直通の浜大津行きに乗車。




地下鉄東西線御陵(みささぎ)駅から京津線に直通。
急勾配、急カーブが続く山岳路線(上の画像は半径40mのカーブを曲がっているところ)
浜大津到着前からは路面電車に。 車と併走して4両編成の電車が走る姿は印象的。


浜大津駅では同一ホーム乗換で石山坂本線に乗り換えて近江神宮前駅へ。

近江神宮境内は高低差が激しく、階段が多くて大変でした。
お参りして、隣接の「時計館宝物館」を見学。
入館料300円でしたが、時計に関する展示物は歴史を学ぶことができ、興味深い内容でした。
宝物館の展示は今ひとつぱっとしない感じ(個人の感想)。 

見学終了後おみくじを引いたら中吉でした。おみくじ販売の方が思い切り寝ていましたが、
見なかったことにしましょう(笑)


境内は広々としており、一角には「漏刻」という日本で初めて実用された時計が再現展示されていました。
水が流れ落ちることによって最下段に設置されている矢が浮き上がり、それで時間を知ることができるとのこと。




石山坂本線に乗車して石山寺方面へ。 途中島ノ関駅で途中下車。
近江神宮は「ちはやふる」の所謂聖地のようで、推し具合が中々のもの。



島ノ関は琵琶湖沿岸まで徒歩3分くらいと近いのでちょっとだけお散歩。
近江神宮到着頃から晴れの天気予報に反してどんよりとした曇り空で残念な感じ。

駅構内には京津線・石山坂本線のダイヤ改正(駅名変更と減便)の案内が。
確かに京津線、石山坂本線は終始ガラガラでしたので減便もやむなしかと。


再度石山坂本線に乗車して終点石山寺へ。

鉄道むすめ「石山ともか」のスタンプを押印。
前回はインクが薄く、台がガタガタしてうまく押せませんでしたが、今回は綺麗に押せて満足。


すぐに折り返しですが、駅前の雑貨屋に懐かしいホーロー看板が大変良い状態で残っていたので撮影。





石山でJRに乗り換えて、前回同様快速野洲行きに乗車して野洲で新快速に乗り換えて、近江八幡へ。
近江八幡からガチャコン電車こと近江鉄道に乗車。(窓口で1日乗車券を購入)



近江鉄道の特徴はこの角が削られた電車の車体。

こうしないとカーブしている駅でホームと接触してしまうようです。

ローマ字表記を不自然に修正しているYOKAICHI駅に到着。

鉄道むすめ「豊郷あかね」のスタンプを押印。 こちらは前回は綺麗に押せたのですが、
今回はうまく押せませんでした。 スタンプの中心部がややへこみ気味だったのでしょうか。
時間があまりなくて慌ててしまったのかもしれません。

マスコットキャラ「がちゃこん」の立て看板も健在。


前回は近江八幡に戻りましたが、今回は近江鉄道の米原行きに乗車して「豊郷」に向かいます。
併走する新幹線の高架の存在感と傾いた駅名標がいい味だしています。

駅構内の広告看板スペースには萌えキャラのイラスト看板。
よく見ると春夏秋冬揃っていて、全て近江鉄道が描かれています。



駅から徒歩10分のところに「旧豊郷小学校校舎」があるので見学に向かいます。

アニメ「けいおん!」シリーズの学校のモデルになった校舎で、道中にはけいおん!のキャラなどを
モチーフにした「飛び出しぼうや」が。

左上が原型で色々なキャラがありました・


道中の店舗にはけいおん!に関する掲示物が多数あり、定期的にイベントも開催されているようです。
アニメ放送から7年近くたつのに良く継続しているなと感心します。




旧豊郷小学校に到着。

校庭では地元の小学生が遊んでいて和やかな雰囲気。


中に入り、2階ぶ上がると綺麗に手入れされた旧校舎を見ることができます。


ちなみに1階は公民館や町役場の施設などが入っており現役稼働中の旧校舎となります。


3階に上がると「けいおん!」の世界観を再現した教室になっています。

閉館15分前ということで時間がなかったのですが、他の客が皆無だったのでじっくり見ることができました。
(本当に誰もいなかったので暗い部分はフラッシュ撮影しました。)


校舎ですが、歴史的に貴重な建造物でもあり開放感あふれる長い廊下や物珍しい設備などもありましたが、
時間がないのであまり見ることができませんでした。

ネットで調べた情報では17時30分まで見学可能とのことだったのですが、最近になって17時までに変更になっており、
予定より見学時間が15分ほど短くなってしまいました。


豊郷駅に戻ったら時刻表に記載の無い時間に踏切りが鳴り出し、臨時電車到着。
「地酒電車」というイベント列車でした。 車内はとっても楽しそうな雰囲気。

そして、車両が前回出会えなかったラッピング電車。
しかも対向列車とのすれ違いのため暫し停車したのでばっちり撮影出来ました!

時間帯的に普通に乗った電車はガラガラでしたがイベント電車は満席御礼。
普通電車も米原〜貴生川間は平日日中、土日祝日は自転車の搭載可能というサービスも行っており、
乗客が減少するなか、乗客増に向けて試行錯誤している様子がうかがえます。

途中何名か自転車を持って乗ってきた人がいました。 これってよく考えたらすごい便利。
無理なのはわかっていますが、この制度が関東であれば行動範囲が広がるなぁと思いました。


近江鉄道で終点米原に向かいます。 彦根で13分停車という謎の時間調整がありますが、
フリーきっぷがあるのでそのまま乗車。 JRに乗り換えた方が米原には早く着くのですが、
意外と米原まで乗り通すひとが多かったです。 綺麗な夕焼け空を眺めながら米原到着。

近江鉄道の米原駅はなんと無人駅でした。(窓口営業17時まで)
そして京セラドーム大阪に行く人に「京セラ前は違います」という注意喚起。
滋賀県と大阪府で盛大に離れていますが、このような貼り紙があるということは間違える人が
いるということでしょう。



新幹線まで49分あるので駅周辺で何か買おう!と思ったら駅前に東急INNしかない。
北口、南口両方見たけどコンビニすらない。 新幹線も止まる交通の要所駅としては寂しい限り。

あきらめて改札に入ったらお土産屋、売店、弁当屋と豊富にありました。
乗換駅なので駅構内に施設が集中しているわけです。

本日は日程を詰めすぎて昼食を取る時間がなかったので、米原で購入した牛肉弁当(1000円)が
昼食となりました。 こちらは米原の定番商品らしく、甘辛くにたすき焼き風味の牛肉が入った弁当。
空腹も手伝って大変美味しくいただくことができました。


帰りのひかり号は混雑回避のため16号車にしたら空いていました。
A席窓際で同じ列に客なしで快適。 名古屋到着後、隣に客が来なかった時のうれしさが
上り東海道新幹線の醍醐味。 ひかり号ですが、名古屋・小田原のみ停車でのぞみ号と大差ない速さで東京到着。
総武快速で錦糸町に出て、タクシーで無事帰宅。



スタンプ

近江鉄道がかすれてしまったのが残念。
大判の台紙はやはり押印が難しい。



おまけ

・新型カメラの動画機能テスト
 新幹線ホームで時間を持て余したので通過する新幹線を撮影して新しいカメラの動画機能を試してみました。

 動画1 解像度:1920x1080 60FPS(ファイル容量11.7MB MP4形式)
 動画2 解像度:3840x2080 30FPS(ファイル容量13.0MB MP4形式)

 我が家には4K表示できるモニターがないので、動画2は確認できませんw
 デジカメの4K動画機能については「高解像度の写真が切り出せる」という部分がメリットになると思います。
 動画としては1920x1080サイズが実用的なのかなぁと思います。

 カメラの撮影部分についてですが、連写機能で走行中などの写真も逃さず取れますし、
やっぱお値段が高いカメラは性能もすごい! と率直に感じます。
 機能を全く使いこなせていない状態なので色々勉強していきたいと思います。

 旧カメラ:DSC-WX200
 新カメラ:DSC-RX100M5