2017年10月28日(土) コロプラ山形県制覇+αの旅



概要
 週末パスを駆使して土日で日帰り旅x2
 土曜日は山形県を反時計回りに進んでコロプラの全地域制覇をしてきました。
 道中陸羽西線沿いの紅葉風景と羽越本線から見える日本海の景色を眺めつつ新潟でおいしいもの食べて帰る感じの流れ。
 
 天気は曇り(午前中は若干晴れ間あり、午後以降は完全に曇り)で夕日を見ることはできませんでした。


参考リンク
 週末パス:http://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=2182
 コロニーな生活(コロプラ):http://pc.colopl.jp/pages/wl/welcome.html
 
 

当日の経路(予定時刻)・写真
(1)地元駅(5:50発)→上野駅(6:07着)【都営浅草線・地下鉄銀座線】
本日は全ての行程が予定通りに行きました。
上野の乗り換え時間が11分ということで、トイレに寄ってホームに降りたら新幹線が到着していました。
慣れてきたので時間ぴったしに出てみましたが、もう少し余裕を持った方がよいと思った。
(朝の銀座線本数少なくて時間調整がしづらい)

(2)上野駅(06:18発)→山形駅(08:57着)【山形新幹線 つばさ 新庄行き】
朝一の山形新幹線に乗車して山形へ。 やまびこ併結ない単独編成のため、
宇都宮、郡山でもそれなりに下車あり。 隣席は終始空席でした。


福島〜米沢間の山間部はすでに紅葉が進んでおりました。


(3)山形駅(09:17発)→左沢駅(10:03着)【奥羽本線・左沢線 左沢行き】

コロプラの「寒河江地域」を取得するために左沢(あてらざわ)線に乗車。

車両はロングシートの気動車が2両で運転。 朝夕は混雑するらしく、最大6両で走るようです。

最近の鉄道路線は面妖な愛称名をつけるのが流行っていますが、左沢線は「フルーツライン」と名前がついており、
駅名標がサクランボだったりラフランスだったりします。


コロプラ的には寒河江で折り返して良かったのですが、乗車する列車も変わらずということでとりあえず終点左沢へ。
住宅多めで駅前は特に何も無く。


(4)左沢駅(10:10発)→山形駅(10:50着)【左沢線・奥羽本線 山形行き】
左沢で座席が半分くらい埋まる混雑、乗客は学生と地元客が半々くらい。
途中駅で部活かなにかの試合に出かけると思われる中学生の団体が北山形まで乗車。
ワンマンなので下車時に一人ずつ切符確認・運賃支払を行うためここで3分ほど遅れて山形へ到着。
乗継ぎ時間に余裕有りのため問題なしですが、ローカル線ではこういう時間も加味して乗り換え経路を策定するべきですね。

(5)山形駅(11:26発)→新庄駅(12:16着)【山形新幹線 とれいゆつばさ 新庄行き】

山形新幹線に再度乗車。 新庄に向かいますが定期列車だと山形で1時間待ちとなり、新庄での乗継ぎが短め。
昼食の時間を考慮して色々調べたら観光用列車「とれいゆつばさ」に乗ると新庄でちょうど良い時間に昼食を取ることが可能であることがわかり、
さらに調べると「とれいゆつばさ」は観光用列車ながら1両だけ普通座席車があり、料金は通常の指定席料金と変わらないとのこと。
えきねっとで予約可能でしたのでこの電車にしました。

車両は秋田新幹線の初期車両の改造。 「とれいゆつばさ」は土日祝に福島〜新庄の在来線区間
を1往復しています。 新幹線区間は臨時のみ走行実績有りとのこと。

5号車に売店があるということで、5号車から乗車し売店で飲み物等購入し、座席車の1号車へ移動します。

2〜4号車は観光仕様のボックスシート、5号車はお座敷シートが並んでおり、新幹線の車内とは思えない感じです。
さらに6号車には「足湯」があります。 追加で360円取られますがけっこう人気のようです。

足湯はスルーして1号車へ。
座席車は元グリーン車の車両をそのまま流用。 指定席券の料金でグリーン車の座席に座れて超お得な気分。


コロプラ位置登録は停車駅のたびに登録すればOK(天童地域→東根地域→村山地域→尾花沢地域(大石田駅))→新庄地域)

最下段の看板は大石田駅停車中に目の前で止まり、空腹にこたえましたw

「さくらんぼ東根」という駅名は地元民は恥ずかしくないのかと思ったり。
我々の居住地域に当てはめるとこんな感じになるのですが、いかがでしょうか?
「だいこん亀戸」
「らっかせい八街」
「こまつな東大島」



というわけで、50分ほどで終点の新庄駅に到着。


人気のない駅前、ロータリーに謎のオブジェと典型的地方都市の駅前様相。



飲食店を探すため、通り沿いに歩いてみると2分くらいで「急行食堂」というお店を発見。

この先に店舗もなさそうな雰囲気で、時間もあまりないのでここに決定!
みそ納豆ラーメンとかすごい気になりますが、無難に新庄名物とりもつラーメンですかね。


店舗に入ると威勢のいい親父さんの挨拶あり。 接客&調理を一人で担当のようです。

昼時なのに先客0で嫌な予感がしましたが、料理提供が遅くなって乗継ぎに間に合わない心配はなさそう。

上段が店内の様子、昭和の雰囲気。 下段が550円(税込み)のとりもつラーメン。
予想に反して料理は5分と待たずに提供されました。

そして嫌な予感は全くの杞憂であり、鶏ベースの甘めのスープのラーメンはすごいおいしかった!
とりもつも15切れぐらい入っており、これで550円は安い。
職場の近所にあったら週1くらいで食べに行くレベルの美味しさでした。(個人の感想)

食事中に4人組の新規客が入ってきましたが、私が食べ終わる前に4人組が注文したラーメンが提供されていました。
なかなかハイスペックな店主だと思った。

(6)新庄駅(13:12発)→古口駅(13:31着)【陸羽西線 普通余目行き】

料理の提供が迅速だったため、むしろ乗り換えまで時間を持て余してしまいました。


12:56秋田行きの出発後、間もなく陸羽西線の折り返し列車がやってきました。
陸羽東線(鳴子温泉方面に行く列車)は混雑していましたが、陸羽西線は座席が半分埋まる程度の混雑。

気動車によくある片側一人掛のクロスシート車。 19分で最上峡最寄りの古口駅に到着。
次の列車まで1時間少々、駅周辺を散策します。

駅舎がとても綺麗。 最近改装された雰囲気


駅から5分程度歩くと最上川の河原に到着。 対岸の最上峡の紅葉が見えます。



紅葉が綺麗と聞いていたのですが、下の方が杉の木ばっかりであまり紅葉していませんでした。



上部の紅葉している部分をズーム撮影すると、ちょうど見頃な感じですね。


川沿いには色々な観光客向けのオブジェクトがあったり。



観光船の乗り場もあり。 土手の上は人が全くいなかったのですが、この周辺に観光客が多数いました。



山形県戸沢村は国保発祥の地とのこと。



船乗り場近接のお土産屋で戸沢村の名産品を適当に購入。 レジのお姉さんに紅葉のことを聞いたら。
「ここらへんは杉の木ばっかで汚いよ! 高屋駅の方に歩いていくと綺麗に見えるよ!!
川下りの船に乗るとそこら辺通るので綺麗だよ!!!」と色々教えてくれました。

しかし、高屋駅方面まで歩いて行く時間もないので、この後の列車の中から眺めてみることとしました。


(7)古口駅(14:36発)→余目駅(15:05着)【陸羽西線 普通酒田行き】
ホームに外国人観光客の団体がいて賑やかでしたが、皆様新庄方面の列車に乗車。
余目方面に乗車する客は私含めて2人。 乗車するとボックスシートに空きがなく、
ロングシートがガラガラだったので進行方向右側(最上川側)に座り外を眺めることに。

売店のお姉さんの言うとおり、古口駅から隣の高屋駅に向かう間の車窓は見事な紅葉が広がっておりました。


以下、大きめの写真



高屋駅到着前、大きなカーブで減速したこの付近が最も良い景色でした。

曇天で写真は電車の窓越しで動画からのキャプチャのため、あまり綺麗に見えませんが、
肉眼で見た感じはもっと色が濃く見えて、こんな綺麗な紅葉風景を生でみたのは初めてです。

天気が良いときにライン下りを利用すると最高に景色が楽しめそうです。
(ライン下りは高屋駅よりやや下流に降船場があり、そこから高屋駅・古口駅まで無料送迎バスで戻る仕組み)
京都みたいに人混みもなくまったりしているので、また来てみたいと思える場所でした。


最上川を離れると広大な水田地帯を抜け、徐々に工場、住宅が増えてきたところで余目駅に到着。

「余目(あまるめ)って高いところを走っている鉄橋が有名なところだよね。」
「それは余部(あまるべ)です。」 
という会話が聞こえてきそう。

とりあえず位置登録して「酒田地域」を取得。


駅前。 誰もいないし、タクシーも止まっていないので寂しい限り。


駅構内には「あまるめホットホーム」という休憩所兼お土産屋がありました。
お土産を購入し、ホームの待合室で時間をつぶす。 wimaxの電波が入ったので暇つぶしができました。


(8)余目駅(15:45発)→鶴岡駅(16:03着)【羽越本線 普通列車新津行き】
普通列車で鶴岡まで移動。 余目でも特急に乗れるのですが、待ち時間を分散させるために3駅先の鶴岡まで普通列車。

ずーっと田園風景でしたね。 車内はガラガラでした。


鶴岡駅に到着。  14分ほど時間があるので駅周辺をブラブラ。

アパホテルや数件の飲食店があり、かなり開けた雰囲気でした。 駅も自動改札だったし。
鶴岡駅前で位置登録して、コロプラ山形県制覇完了。


(9)鶴岡駅(16:17発)→新潟駅(18:01着)【羽越本線・白新線 特急いなほ 新潟行き】
特急いなほ号の「グリーン車」に乗車!! 車両は以前常磐線の「フレッシュひたち」で走っていた車両です。

鶴岡から乗ると、余目から乗るよりも距離の都合で200円くらい特急料金が安くなるのも鶴岡から乗車した理由。
車内は自由席、指定席ともにガラガラでしたが、新潟に近づくにつれて徐々に混雑してきたようです。


グリーン車は全18席。 

普通車をグリーン車に改造しているので、普通席2列分の場所に1座席と滅茶苦茶間隔が広くなっています。
(左下写真)座席はパーティションで区切られ、座席の向かい合わせは出来ない仕様。
(右下写真)車内の空いたスペースには日本海側を一望できる休憩スペースが設置。

恐らくは車両が移籍する際に過去の需要等を考慮して18席のグリーン車を設置したのでしょうが、
おかげさまでJR東日本では貴重な3列グリーン車となっています。

座席の感想ですが、座り心地は最高ですが、パーティションが邪魔で足が伸ばせないのが至極残念。
足が伸ばせるようにパーティションの下部をくりぬいてくれればグランクラスレベルの快適さだと思いました。



ちょうど府屋駅到着→勝木(がつぎ)駅・越後寒川(えちごかんがわ)駅付近の海沿いを走る時間に夕日が沈む時期を調整したのですが、残念ながらどんよりとした曇り空。 
下段の写真のとおり雲の隙間がわずかに赤く見えるのみ。
残念で仕方ありませんが、天候はどうにもなりませんね。

下段の写真左側に見える島は粟島です。 佐渡島じゃないよ。


車内は終始空いており、座席の座り心地が良いのでゆっくりすることができました。
1時間45分ほどいなほに乗車して、新潟に到着。
コロプラ位置登録は「村上(村上駅)、新発田/胎内(新発田駅)、新潟市北区(豊栄(とよさか)駅)、新潟(阿賀野川付近)、新潟駅周辺」と予定通り取得。



誤って反対側の改札に出てしまいましたが、週末パスは乗り降り自由なので再入場し、駅構内を抜けて目的のCOLOLO新潟東館方面の改札で下車。

まずは新潟ということで、「へぎそば」の小嶋屋へ。

「なめこおろしへぎそば1188円。 従業員から大盛りを勧められたので大盛り(196円増し)を注文。

そばつゆが足りなくなったのですが、従業員がすかさず察知して追加を持ってきてくれたり、
食べ終わりを見計らってそば湯が提供されたりと従業員の心配りが良かった。

布海苔をつなぎにつかっているのでそばが緑がかっていますが、風味はあまりしませんでした。
まぁ、普通のそばという感じ。 天ぷら等のサイドメニューを頼まなかったのは、この後寿司屋をはしごするため(笑)


駅構内にある回転寿司屋へ。
海・漁港が近い地域は回転ずしでも美味しいというのが定説ですが、このお店がまさしくそうでした。

まずは写真上段の上にぎりセット(1500円)を注文。 どのネタも美味でしたが、ウニはやっぱり
独特の臭いが。 三陸で食べたウニは本当に新鮮なものだったのだなぁと再認識。
右下の小皿の野菜がいっぱい入った汁物は「のっぺ汁」という新潟の郷土料理。
一言で言い表すと「冷たいけんちん汁」でした。 薄味で美味。


下段は個別に注文した新潟県産のおすすめ品、左からスズキ、南蛮エビ、マトウダイ。
この3品は別次元のうまさでした。 特に南蛮エビは甘エビの味を3倍に濃縮したような味で感動しました。(390円絵皿の価格設定も納得)
金額気にしないで注文したら2400円になってしまったけど、比較的キリの良い金額なので良いでしょう。

ちょっと食べ過ぎましたが、大変満足できました。
混雑していたらどちらか一方の店だけにして、新幹線一本前倒しで帰ることも検討したのですが、2店とも空席ありですぐ入れたのでがっつり食事をしました。

 気になったのが改札前のラーメン屋。 駅到着後及び新幹線乗車前の2回見ましたが男子学生中心に行列状態でした。
 食べログで調べて見ましたが、どうやら評価も高く、「大盛り10円(1,5倍)、特盛り20円(2.0倍)」という価格設定が若年層男子のハートをがっちりつかんでいるようです。
 気になりますが、新潟まで来て行列してラーメンという選択肢はありませんし、もう満腹です(笑)
 

 駅構内のお土産店で諸々お土産を購入。 新幹線発車20分前となったのでホームへ向かいます。

発車20分前くらいでちょうど車内清掃が終わったところですぐに乗車できました。
夜なので外も見えないので混雑回避のため1階席にしました。
コロプラ位置登録は「燕(燕三条到着間際)、三条(燕三条発車直後)、見附(走行中通過)、長岡(長岡駅)、南魚沼(浦佐駅)」と取得。
「小千谷/魚沼地域」地図上は通っているがほぼトンネルのため取得不可でした。


(10)新潟駅(19:35発)→上野駅(21:46着)【上越新幹線 MAXとき 東京行き】
全駅停車タイプなので高崎出発時には乗車率40%くらいに。
2階席は指定券が△表示だったのでかなり混雑していると思われますので1階席選択は正解でした。

新潟発着の上越新幹線は全部止まる列車も、大宮〜新潟ノンストップの高速便も全部「とき」なのでわかりにくいね。
昔あった「あさひ号」はどこへ消えたのか? →どうやら「あさま」と紛らわしいという理由で消されたらしい。


上野からは電車を乗継いで帰宅。


お土産いろいろ
新潟限定亀田製菓の「サラダホープ」 小袋が6袋で240円程度と職場のばらまきに最適。



地雷臭のする柿チョコの変わり種を2種購入。 「河川蒸気」は新潟で昔からあるお菓子

のどぐろの直火焼きは最上川乗船所の土産屋で購入。 
缶飲料は余目駅の売店及びとれいゆつばさの売店で購入。
160円のストレート果汁飲料です。

他にはエゴマの葉みそ(戸沢村名産品)やら、余目ではだだちゃ豆笹だんご等を購入して家族やら職場にばらまきました。


新幹線のMAXも2020年度までに廃止が決まっているので、走っている内に2階席(グリーン車)に乗ってみたいなぁ。


出発前と後の位置登録状況。