2017年6月10日(土) 鉄道むすめスタンプラリー その拾
別ページ2 のと鉄道乗車〜終了
(8)七尾駅(12:38発)→穴水駅(13:39着)【のと鉄道 のと里山里海3号 穴水行】
位置登録:輪島
というわけで、「のと里山里海号」に乗車いたします。 (どのような列車かは、公式HP参照)
北陸新幹線金沢開業に合わせ、のと鉄道が社運をかけて2両車両を新造し、運行を開始した観光列車です。
この列車の存在があきらめていた北陸方面のスタンプラリーへ行くきっかけとなり、全部制覇へつながりました。
窓に向いているベンチシートを予約したのですが、ボックスシートがまるまる空いていたので座席変更ができないか、アテンダントに尋ねたら、移動OKでした! ありがたい。
車内での注意事項が放送され、最初に言われたのが「座席を立つ際、頭上の照明に頭をぶつけないように注意してください。」という内容。(この座席は頭をぶつけない位置にありますが、座席によってはぶつけてくださいと言わんばかりの位置に設置されているものもあります。)
往路はまたとない機会なので運賃+2500円の「寿司御膳コース」 、乗車時にすでに弁当が用意されていました。
お茶は乗車時のみサービス、左側の袋の中にはペットボトルのミネラルウォーターが入っていました。
早速弁当をオープン。 電車内でこんな瑞々しい寿司が食べられることに感動。
ボリュームも充分で最高に美味かったです。
左下のお菓子は乗車客へのサービス、右下の紫芋プリンは寿司御膳のデザート。
2両に4名乗車のアテンダントがまめに車内を回り、食事が終わったら容器を下げて、
デザートが配膳されるようになっています。
アテンダントは1名はほぼ途切れなく沿線の案内放送を行っているので車内担当は3名。
サービスレベルは新幹線のグランクラスと遜色ない感じ。
時刻表上は穴水までノンストップとなっていますが、「能登中島駅」で停車。
この駅には民間ボランティアが保存活動を行っている郵便客車の見学ができます。
乗客は全員下車し、車内見学に向かいました。
説明書き
車内に入ると、再現度の高さにびっくりします。 鉄道郵便が主流だった時代、郵便局員がこの列車に乗り込み、
走行中の車内で郵便物の仕分けなどを車内で行ったようです。
当時を再現するため、ボランティアの手により郵便物(作り物)が仕訳棚に
多数設置されています。
宛名書きもきっちりされています。
車内の掲示物も当時の雰囲気のままと思われます。
車内のはじっこにはポストが。 こちらに投函すると能登中島郵便局が
特別な消印を押して郵便物を届けてくれるというサービスを実施しています。
このイベントの存在を事前に察知していたので、あらかじめ自宅宛てのはがきを用意し持ち込んでおりました。
後日こんな感じの消印を押され無事自宅に届きました。
超絶久方ぶりに購入したはがきが、値上げ直後というタイミングの悪さ。
車内に戻り、目に入ったのが他のお客の席。
能登中島到着までに食事が終わらなかったようですが、食事、お茶のコップにそれぞれビニール製のシートが掛けられています。
細かい部分までサービスが行き届いている印象を受けました。
出発後は風光明媚な海岸沿いをゆっくりと走ります。
水田が広がるのどかな風景。 幸いなことに能登中島到着時には雨が上がっていました。。
三方を海に囲まれた鹿島神社。
海が見えてきました。 能登半島の内側は波が穏やかで「女海」と呼ばれているとのこと。
能登半島外側は波が荒く「男海」と呼ばれているそうです。
海の上にある高い建築物は「ボラ待ちやぐら」 伝統的なボラ漁を再現しているそうです。
上におばあちゃんが見えますが、人形だそうです。(デジカメのズーム機能で撮影)
海が見えなくなったと思ったら再び水田地帯。 天気が急激に回復して参りました。
そんな感じで美味しい弁当と良い景色を楽しんでいる内に穴水に到着。
反対側のホームにはマジンガーZの車両が停車中。
折り返しまで51分あるので駅構内を散策
車庫には「花咲くいろは」ラッピング車両」が停車中。
原作BDを購入したものの、まだ1話しか見ていません。 スタンプラリーが終わったら観よう。
この列車に日中時間帯に乗ると、車内放送もアニメ仕様になるようです。
そして、0番線ホームには過去に使用していた車両が停車中。
以前はここから珠洲・輪島方面に路線が展開していたのですが、道路網の発展により
利用客が激減し、のと鉄道は和倉温泉〜穴水間だけとなりました。
穴水から輪島方面を望む。 昔はこの先に路線があったようです。
この付近で位置登録をしたら、範囲外の「輪島地域」を取得できました。
駅構内に向かいます。
この「ゆるゆり」に出てきそうなキャラが鉄道むすめの「西岸まはる」
里山里海号のアテンダントさんの制服を着ています。
のと鉄道はもう一人キャラがいます。こちらが「和倉ななお」
NANAOという名前に親近感を覚えます。
ポニーテール派、ツインテール派どちらにも対応しているのと鉄道です。
スタンプはフェイクがいっぱいありましたが、間違えず押せました。(右上)
鉄道むすめのスタンプは必ずチェーンで繋がれているのですぐわかります。
駅全景。 元JR駅である名残で「みどりの窓口」があります。
駅隣接のお土産販売店へ。 こちらも北陸新幹線開業に合わせて、のと鉄道が開業した施設。
売り場の一部は穴水町出身、大相撲の遠藤関のコーナーとなっており、ここだけ両国国技館のよう。
その隣は鉄道むすめコーナーがあり、ここだけ秋葉原のホビー販売店の様相。
今回のアクリルフィギュアですが定価は1400円(税別)と定められているのですが、1400円で売っていたり、
1500円だったり、きっちり1512円だったりと販売会社(局)により価格にばらつきがあるのが不思議です。
1512円だと「きっちりしてますな」という印象を受けますが、下3桁のキリが良いので許す。
適当に地元の食品類を購入。 駅周辺には何もない感じなので、トイレ等済ませてホームで折り返し列車を待ちます。
(9)穴水駅(14:30発)→七尾駅(15:17着)【のと鉄道 のと里山里海4号 七尾行
帰りののと里山里海号は普通列車併結の3両編成。 普通車はさっき止まっていたマジンガーZの車両でした。
車内はこんな感じ。 壁にはアニキ(水木一郎)のサインもありました。
帰りの列車ですが、往路列車下車時にアテンダントさんより「お客様が帰りに予約したお席は、団体様の隣となっておりますので、よろしかったら隣の車両の空席をご案内いたします。」
との提案があり、往路同様ボックスシートに座ることができました。
移動先の車両は乗車のみの客用の車両なのですが、配慮して案内してくれたようです。
さらに持ち歩き不要の荷物は預かっていただき、復路の列車の座席に移動してくれる至れり尽くせりな接客。
帰りもせっかくなので通常運賃+1500円のスイーツコースにしました。
隣の車両は団体さんで賑やかでした。 アテンダントの素晴らしい対応のおかげでゆっくり景色を楽しむ事が出来ました。
団体さんと一人客が隣同士だとお互い気まずくなるところでした。
私だけのために隣の車両からちょくちょくアテンダントが来て、空いた食器を下げたり、おかわりのコーヒーを持ってきてくれたりします。素晴らしい。
普通列車併結ですが、ビュースポットでは少し停車します。 ここは深浦漁港。
天気はすごい良くなってきました。 出発前の大雨が嘘のよう。
この天気の不安定さも北陸らしくて良いですね。
普通列車併結ということで、往路より短い時間で七尾に到着。
アテンダントさんに「サービスが素晴らしかった、また来たい」旨一言伝えてJR線ホームへ。
ホームの反対側にはJRの観光列車「花嫁のれん号」が停車中でした。
こちらも乗ってはみたかったのですが、座席指定の予約ができない、食事券は買うのが面倒。
そして料理がとても小さいとのネットでの評判を聞き、今回はパス。
車内はかなり混雑していました。
(10)七尾駅(15:27発)→金沢駅(16:33着)【JR七尾線・IRいしかわ鉄道 特急のとかがり火号 金沢行】
帰りも指定席を取りましたが、車両に6人程度の乗客でした。
(11)金沢駅(16:48発)→米原駅(18:44着)【JR北陸本線 特急しらさぎ号 名古屋行」
位置登録:白山、小松/能美、加賀、勝山/坂井/あわら(芦原)、鯖江、越前、敦賀、長浜/高島
金沢から新幹線にのれば19時30分には上野につくところですが、コロプラ位置登録のために
新幹線・ほくほく線開通前の最速ルート、福井、米原経由で帰ります。
しらさぎ号14号に乗車。 2750円追加して、3列座席のグリーン車に乗ります。
琵琶湖の東側を通って米原・名古屋に向かうのが「しらさぎ」
琵琶湖の西側を通って京都・大阪に向かうのが「サンダーバード」です。
乗車時間がほぼ2時間と長めにつき、堂々と靴を脱いでくつろげるグリーン車でゆったりと。
位置登録は松任(まっとう)駅通過時に白山地域を登録。 後は駅停車の度に登録すれば漏れは発生しない安心パターンでした。
建設機械の聖地、小松駅前の風景。
この後、眼鏡の聖地鯖江、原子力発電所の聖地敦賀を経由し、琵琶湖の東側を走り米原へ。
途中念願の「高島/長浜地域」を取得し滋賀県を制覇。
なお、福井県に入ったあたりからまた雨が激しく降ってきました。
(12)米原駅(18:57発)→東京駅(21:10着)【JR東海道新幹線 ひかり号 東京行】
米原到着。 JR琵琶湖線(東海道本線)が人身事故で運転見合わせとなっており、周囲の乗客が慌ただしい感じでしたが、新幹線は平常通り運転。
米原停車のひかり号はしらさぎ号との接続が考慮されています。
このひかり号は名古屋までの各駅と小田原に停車するタイプ。
3列席の窓際指定席を取ったのですが、到着時点でそれなりに混雑しており名古屋で大量乗車。
3列座席の真ん中以外はほぼ埋まる混雑。 ひかり号なのでもう少し空いていると思っていました。
指定席券を買っておいて良かった。 小田原に到着すると乗客の7割が下車。
のぞみ停車駅→小田原利用客が多数だったようです。 今日は東京まで乗車。
(13)東京駅(21:25発)→錦糸町駅(21:33着)【JR総武快速線 千葉行】
(14)錦糸町駅→自宅 タクシー
(13)東京駅(21:25着)→八重洲口からタクシーで帰宅。
総武線の乗継ぎが悪く、荷物多く面倒だったので東京駅からタクシー。
3400円くらいかかりました。
確か初乗り410円に値上がり前はぎりぎり3000円行かないくらいだった記憶があるのですがね。
八重洲からのタクシーですが、タクシー乗り場が混んでいることもあり、時間的優位性がないのが残念。
これなら「品川→錦糸町まで総武快速のグリーン車 + 錦糸町で買い物を済ませてからタクシー」の方が良いですわ。
その他画像
のと里山里海号の「スイーツコース」にはお土産もついておりました。
バームクーヘンとクッキーが5枚。 車内での生菓子+コーヒー&このお土産で1500円はお値打ち感あり。
左上の大豆飴は乗客全員にサービスされているようでした。
こちらはのと里山里海号の乗車券と記念乗車証。
往復乗車しましたが、片道乗れば、復路の普通列車は無料で乗れます。
七尾〜穴水の普通運賃で往復すると1660円なので、座席のみ利用だと、
観光列車なのに割安になります。 利益出るんですかねぇ。
穴水駅のお土産屋で購入した干し柿とブドウジュース。
アクリルフィギュア2種類+前回の巡りのグッズ(NANAOさん)も合わせて購入。
スタンプも綺麗に押せました。
次回が最終回。 遠方4個のスタンプ取得を目指します。
色々ルートを探ったら、日帰り可能だったので、残り4個は一気に取りに行きます。